研究紹介研究紹介

1)超分子化合物の抗がん作用

 1-1)超分子化合物の抗がん薬の可能性(特許2件)

 ・2005年11月18日(2004.3.8申請)
  [2]カテナンの応用特許取得
  抗ガン剤 特許第3741706号

 ・2006年3月(株)ワン・ステーションに特許 譲渡完了
  同特許をPCTから現在アメリカ合衆国、EU、
  中国に申請中

 ・2006年12月1(2006.10.14 申請)
  ロタキサンの応用特許取得
  抗ガン剤 JP特許第2080512号
  US8,207,357, B2
  SG 172007
  EU(France,Germany,United Kingdam)

 ・2008年10月21日
  ロタキサン10~15協同出願
  (出願番号:特願2008-270424号)

 1-2)超分子化合物とは

 ・未来の医薬品候補か?超分子化合物

2)マリンプロダクト(主にフコイダン)の健康に寄与するメカニズム研究

 2-1)ヒト腫瘍細胞における抑制効果

 2-2)人での応用例の収集:フコイダンクラブの創設

 2-3)製品開発:健康茶

3)タミフルの異常行動の解明と防御の研究

 3-1)炭酸脱水酵素類

4)インフルエンザ防御口腔清涼料の開発

代表者のプロフィール

研究所所長

小野 信文 昭和18年10月30日生まれ。

CEO:Nobufumi Ono Ph.D.
Emeritus Professor of Fukuoka University
Birth Day Oct.30.1943

 

学歴ならびに社会的活動

昭和44年 3月23日  福岡大学薬学部卒業

  同  10月 7日  薬剤師免許第117259号(授与者:厚生大臣)

昭和46年 3月21日  同大学大学院薬学研究科修士課程修了

  同   4月 1日  同大学薬学部助手(薬理学教室)

昭和57年 2月 8日  薬学博士(薬博乙第212号;Prostaglandinの中枢神経作用に関する薬理学的研究)
             (授与者:九州大学)

  同   8月23日  米国エール大学医学部留学(2年間;脳内ドパミン性神経の前頭皮質における役割)

昭和59年10月 1日  福岡大学薬学部助教授(薬理学担当)

平成 4年 8月     アイオワ大学医学部客員教授(短期研究員)

平成 7年 4月 1日  福岡大学薬学部に医薬品情報学教室の新設に伴い移動(医薬品情報学担当)

平成11年10月 1日  福岡大学薬学部教授(医薬品情報学担当、平成26年3月31日まで)

平成12年 4月 1日  福岡大学病院薬剤部長兼務(平成17年9月30日まで)

平成16年 4月28日  福岡地区勤務薬剤師会会長(平成18年4月30日まで)

平成17年 1月 1日  日本医療薬学会認定薬剤師(現在に至る)

  同   8月12日  日本薬剤師研修センター認定薬剤師(現在に至る)

平成19年 8月16日  超分子がん治療研究会設立初代世話人(現在に至る)

  同   8月31日  福岡県ジェネリック医薬品使用促進協議会会長(現在に至る)

平成26年 3月31日  福岡大学定年退職

  同   4月 1日  福岡大学名誉教授

  同  10月20日  ミキ健康科学研究所設立

 

主な所属学会

・日本薬学会会員          ・日本医薬品情報学会会員     ・米国Neuroscience学会会員

・日本薬理学会会員・学術評議員   ・日本補完代替医療学会会員    ・日本医療薬学会会員・評議員

・日本ジェネリック医薬品学会会員

 

書籍等

・『イラストでみる疾病の成り立ちと薬物療法』 小野寺 憲治 (編集)、医学評論社(2015)

・『たかがモズク、されどモズク とても不思議な驚きのフコイダン健康学』 小野 信文(著)、文芸社(2014)

・『医薬品情報学ー基礎から臨床へー』 岡野善郎、京谷庄二郎(編集)、廣川書店 (2012)

・『プロスタグランジンの新しい話題』 上田夏生、林正樹、高橋吉孝、倉橋和義、藤原元始、小野信文、現代医療社
 (1991)

 

社会的活動

・福岡県ジェネリック医薬品使用促進協議会会長

・福岡市医師会看護学校講師(薬理学担当)

・株式会社シーナコーポレーション 顧問

・株式会社Unity 顧問

・株式会社ゼロワン 顧問

 

学術論文

・Nicotine facilitates reinnervation of phenol-injured perivascular adrenergic
 nerves in the rat mesenteric resistance artery.
 Shingo Takatoria, Hidetoshi Fujiwara, Kenta Hagimori, Narumi Hashikawa-Hobara,
 Ayako Yokomizo, Fusako Takayama, Panot Tangsucharit, Nobufumi Ono, Hiromu Kawasaki
 European Journal of Pharmacology 748,1-9, (2015).

・A supramolecular substance, [2] Rotaxane, induces apoptosis in human Molt-3
 acute lymphoblastic leukemia cells.
 Kimura M, Makio K, Hara K, Hiruma W, Fujita Y, Takata T, Nishio K, Ono N.
 Drug Res (Stuttg), PMID 25463596, (2014).

・Protons modulate perivascular axo-axonal neurotransmission in the rat mesenteric artery.
 Shingo Takatoria, Kazuhiro Hirai, Shuichiro Ozaki, Panot Tangsucharit, Satoko Fukushima-
 Miyashita, Mitsuhiro Goda, Narumi Hashikawa-Hobara, Nobufumi Ono and Hiromu Kawasaki.
 British Jounal of Pharmacology, 177, 6743-5756, (2014).

・Influence of novel supramolecular substance, [2] rotaxane,
 on the caspase signaling pathway in melanoma and colon cancer cells In vitro.
 Hara K, Beppu T, Kimura M, Fujita Y, Takata T, Nishio K, Ono N.
 J.Pharmacol Sci. 122(2),153-7, (2013).